スマダ
●エディ・ゲレロが登場。
「レイ・ミステリオは今夜ここへ来ないらしい。レイは浅はかだな。
仕事をサボればオイラから逃げられるとでも思ったのか?オメェは間違ってる。
オイラの計画を潰したつもりだろうが、逆に怒らせちまったかもな。
これからあの秘密をバラしちゃうからな。レイもドミニクもテレビを見てるだろ?
ドミニク、ソファーに腰深く座って良く聞くんだ。…いや、もっとテレビに
近づいてくれ。耳からパパの手をはらってな?
昔々あるところにドミニクという男の子が住んでいました。
ある日ドミニクは森に入って行きました。大好きなエディおじさんと遊ぶために…」
するとランプからエディの奥様ヴィッキーと娘二人が登場。
エディ「ヴィッキー、何してる?ここはオイラの仕事場だ。
家族の来るところじゃない。早く帰るんだ」
ヴィッキー「エディ、もうやめて。話が大きくなりすぎてるわ。
レイや彼の家族を苦しめているじゃない。レイはとってもいい人だわ」
するとエディは強引にマイクを奪い、3人をバックスステージに戻した。
●エディ「いきなり仕事場に現れて邪魔をするな!
おまんまを食わしてやってるのはオイラだ!オメェは家でおとなしく
子育てしてろよ!」
ヴィッキー「冷静じゃないじゃない!それが家族に対する態度なの?」
そこへハードコアなおじさんホーリーが登場。
ホーリー「エディ、ちょっと落ち着けよ。子供達の前だ。親の見せる姿じゃない」
エディ「確かにそうかもな。つい頭に血が上って…お前が口出しするな!」
と怒鳴り、同時にホーリーを突き飛ばした!
エディ「ヴィッキー!お前のせいで他人様を巻き込んじまったじゃねぇか!」
と、また怒鳴っていると、ホーリーが仕返しに突き飛ばす。
エディ「早く子供を連れて帰れ!…(娘達に)ゴメンな、愛してるよ」
ヴィッキーは車を発車。エディは怒りの表情。
●メキシクールズ vs ポール・ロンドン&スコッティ・2・ホッティ&フナキ
最初は王者組が優勢だが、次第にレフェリーの死角を付いた攻撃で
メキシクールズが流れを掴む。王者組もやっとロンドンが登場。
メキシクールズを一掃するが、スペル・クレイジーがムーンサルトプレス→
フベントゥ・ゲレーラが450スプラッシュ!しかも膝が顔面に(アクシデントっぽい)!
さすがのロンドンも返せず、メキシクールズが王者組から勝利。
●キャンディスが鏡の前で準備をしていると、クリスチャンが登場。
クリスチャン「やぁ、キャンディス。顔なじみに会えると嬉しいだろ?
(キャンディはRAWから移籍)何してたんだ?」
キャンディス「新しい仲間に会うから準備してただけよ。私、新入りだから」
クリスチャン「目立ちたいならオレに相談しな。みんなに愛されているオレなら
いい助言ができると思うぜ。オレは熱望され移籍してきた。世界中の子供達が
オレに夢中さ。仲間の尊敬を集めて…」と、ブッカー夫妻が割り込んだ。
ブッカー「お前は口ばかり達者だ」
クリスチャン「ちょっと待て。せっかくキャンディスと楽しく話をしてたのに、
恥をかかせるつもりか?」
ブッカー「お前は存在自体が恥だろ。スマックダウンで尊敬を得たければ
リングで勝ち取るんだ!今夜の相手は5time×5 WCW Championだぜ!
わかったか?この…タコっ」と言って夫妻は立ち去る。
顔をしかめるクリスチャンの背後で、キャンディスが笑い声を堪えていた。
●ジョシュがバティスタにインタビュー。
バティスタ「オレは新参者だが、あのHHHから学んできた。
RAWにいた時も毎週スマックダウンを見てた。目に付いたのはいつもJBLだ。
グレート・アメリカン・バッシュで潰してやるぜ。JBL、もしもお前が
ほんの一瞬でもオレから王座を奪えると思ったのなら、それは間違っているぞ。
もしそう思ったんなら、オレが根性を叩き直してやる」
●MNMがバックステージを歩いていると、メリーナがナイトロ&マーキュリーを
先にリングに向かわせ、その先にいたトリー・ウィルソンの元へ。
メリーナ「ちょっとアンタ!美人のつもりなの?
(トリーが表紙のスマックダウンマガジンを投げ捨てる)アンタが
トップディーバだったのは今までライバルがいなかったからでしょ?
でもこれからは違うわ。私はあんたなんかより数段うまく仕事ができるもの」
トリー「競争がしたいならリングでやりましょう
メリーナ「そう、ならアンタが宣伝してるPPVで化けの皮を引っぺがしてやるわ!」
トリー「引っぺがすって言うならブラ&パンティーズマッチにしましょう」
メリーナ「神聖なリングでそんなこと…まあいいわ。私は勝つから大丈夫。
布切れ一枚残らず剥ぎ取ってやる!あなたの名前はもう残らないの。
忘れ去られるのよ!…??もう忘れちゃったわ!トニー?テリー??
何でもいいわよね!」と言って去っていった。
トリー「やってやろうじゃない…」
●ハイデンライクが登場。するといきなりMNMに襲撃される。
ナイトロ&マーキュリーがスナップショットを狙いハイデンライクを
抱え上げると、なんとアニマル・ウォリアーが登場!アニマルはMNMを蹴散らす!
MNMは客席へと逃げる。
アニマル「待ちやがれ!オレは全米中を駆け巡り、新しくリリースされた
ロード・ウォリアーズのDVDにサインをしてきた。ファン達からこんな話を
聞いたぞ。自分達が史上最強だと豪語しているタッグがいるとな!
オレに言わせりゃ、てめぇらなんてケツの青いクソガキだ!」
ナイトロ「ケツは青くねぇ!」(会場から“クソガキ”チャント)
マーキュリー「ふざけるなクソジジイ!宣伝がしたいのか?
それならグレート・アメリカン・バッシュでタッグ王座に挑戦させてやる!
MNM vs ロード・ウォリアーズだ!」
ナイトロ「そりゃ無理な話だろ、ヤツの相棒はもう死んじまったんだからよ」
アニマル「相棒を馬鹿にするんじゃねぇ!」と激怒してリングから
降りようとするとハイデンライクが止めた。
ハイデンライク「オレはあんたの味方だ。オレは到底ホーク・ウォリアーには
なれないが、アンタに役に立ちたいんだ。ハイデンライクは永遠の友情を誓う!
だからオレにやらせてくれ!チャンスをくれ!」
アニマル「大舞台でオレの相棒になるってか?いいだろう!オイ、MNMよく聞け!
お前に挑戦してやろうじゃねぇか!ハイデンライクと組んで
ロード・ウォリアーズが復活だ!」
●エディ・ゲレロ vs ハードコア・ホーリー
ほぼ互角に渡り合う両者だが、エディがラフな攻撃を仕掛けると流れがエディに
移っていく。エディはレフェリーに上手く目潰しをして、鉄パイプを取り出し
ハードコアおじさんのヒザ裏に一撃!さらにテキサス・クローバー・リーフ
(ラッソ・フロム・エルパソ?)!ホーリーは高速タップ!
エディ「愛するママシータ、ヴィッキー。さっきは本当にすまなかった。
オメェも子供達も愛してる、だから大切な家族を傷つけたりはしねぇ。
愛を証明するために、妥協することにした。オメェはレイを“いい人”って
言ったな。本当にレイがいい人かどうかグPPVで確認してみよう。
もしレイがまたオイラを倒したら秘密は胸にしまって封印する。
だがオイラが勝ったら、真実を正義と白日の下にさらす。
その時はドミニクにも最後まで聞いてもらうことになる!オイラは絶対に
約束を守る男だ!」
●ブッカーT vs クリスチャン
ブッカーTが入場してくると、背後からクリスチャンが襲撃!さらに鉄階段や
ポストにぶつけまくる!ブッカーをボコボコにしてリングに入るとここで試合開始。
クリスチャンはいきなりアンプリティアー!これで3カウント!
●JBLとオーランド・ジョーダンが登場。今日はバティスタとOJの
チャンピオン vs チャンピオン戦。
JBL 「先週はオレの人生で最も屈辱的な夜となった。バティスタのせいでな。
目の周りのアザや、脳天の縫い傷は大したことじゃないが、オレが許せないのは、
あのクソデブに負けたことだ!偉大なJBLが敗北した記録が残ってしまった。
バティスタ、今のうちに王者を満喫しておけ!お前はこれまでたった1人としか
王座戦をやったことがないだろ?対してオレは番組史上で最も長く王座を
保持したんだ!“オレのPPV”であるグレート・アメリカン・バッシュで
王座戦を実現させようじゃないか。業界には伝説たるレスラーや殿堂入りした
偉大な人々がいるが、オレはこの世にたった一人の存在、
レスリング・ゴッドなんだ!」とメッセージを送った。
●オーランド・ジョーダン vs バティスタ
バティスタは序盤こそ圧倒したが、ほとんどハンディ戦のような状況で大苦戦。
しかしバティスタは終盤大猛攻。しかしその途中でレフェリーが巻き込まれて
ダウン。ここでJBLがイスでバティスタの頭部に一撃!OJをカバーさせ、
倒れているレフェリーにはタズの水を奪ってぶっかけて無理矢理起こす!
しかしバティスタはなんとかカウント3ギリギリで返す! さすがにJBLも驚きの
表情を浮かべるが、レフェリーの背後からもうダッシュしてクローズラインを
狙う!しかしバティスタはカウンターのクローズライン!さらにOJにも
クローズライン!そしてバティスタ・ボム!これで3カウント!
しかし終了直後、JBLが背後から襲撃し、クローズライン・フロム・ヘル!
JBLは倒れているバティスタの頭上で、世界ヘビー級王座のベルトを掲げた。