EURO2008-SF GAME1


ドイツ 3(1-1/2-1)2 トルコ
G:(G)シュバインシュタイガー(26),クローゼ(79),ラーム(90)
(T)ウグル・ボラル(22),セミフ・シェンテュルク(86)


獲っては獲られのスリリングな試合展開でしたな。


4選手が出場停止、5選手が負傷という手負いの“ミラクル・トルコ”は
ボランチのメフメト・トパルをCBに据えた4-1-4-1。
ドイツはクローゼの1トップの4-2-3-1。


しかし始まってみるとドイツの動きが鈍く、守勢に回る。
既にチャンスを作っていたトルコは22分、スローインからサブリ・サリュオールが
クロスを入れると、カズム・カズムが合わせるがバーを直撃。
しかし詰めてたウグル・ボラルが押し込んでトルコ先制。


しかし4分後、左サイドのポドルスキの低いクロスをシュバインシュタイガー
足で上手く合わせて同点ゴール。今更ながらこの二人のコンビは脅威。
バイエルンでも使ってあげてくれ!
トルコ優勢のまま前半を終えると、ドイツのレーブ監督が動く。
怪我から復帰(まだ本調子ではないのだろうが)したトルステン・フリンクス
投入して中盤の強化を図る。
これが利いたのかドイツはバランスを修正。
79分、左サイドのラームからのクロスをクローゼが見事なヘッドで逆転!
しかしミラクル・トルコはこの日も健在。
86分、右サイドのサブリ・サリュオールのクロスをセミフ!
終盤でまたも追いついたトルコだが、90分にヒッケルスベルガーとのワンツーで抜け出したラームがゴール前まで進入、冷静にゴールを決めて決勝点。
ドイツが1996年以来の決勝進出を決めた。