RAW

●リングにビンスが登場。ビンスはJRの解雇劇に触れ、今夜オースチン
 来るらしいと報告。ビンスは過去、JRが痛めつけられる映像を流した後、
 新実況としてジョナサン・コーチマンを指名。コーチはJR風の
 テンガロン・ハットを被り登場し、新しい RAWの声としてがんばると述べた。


●ビンスがバックステージを歩いているとカートがやってきて、
 第一挑戦者の話を振ると、背後からハリケーンがやってきて、
 「市民マクマホン。JRこそRAW の声。なのに計算高くてズルいコーチに実況を
 任せるなんて何なんだ?」と聞くとビンスは静かに怒り、カートに「やれ」と命令。
 カートはハリケーンをボコボコにしながらリングに連れていき、アンクルロック!
 ハリケーンはタップするが試合ではないのでカートは離さず、レフェリー陣が
 やっとの事で引き剥がした。


●オフィスでビンスとビショフがタブー・チューズデイについて話している。
 ビショフに案を聞くと、ビショフはトリプルスレット形式での
 シナvsカートvsファン投票選出者によるWWE王座戦を提示。今夜予選3試合を行い、
 その勝者がファン投票の候補者になると言う。予選3試合はHBKvsカリート
 ビッグショーvsエッジ、そして18人のバトルロイヤルの勝者にするとのこと。
 

●エッジ(w/リタ) vs ビッグショー
 エッジは序盤から圧倒されるが、鉄階段にぶつけて形勢逆転に成功。
 審判の隙を付いてマネー・イン・ザ・バンクのカバンでビッグショーを狙うが、
 いきなりJBLのテーマが鳴り響き、唖然としている隙にチョークスラムを食らい
 ビッグショーが候補者に決定。


●オフィスにエッジとリタが文句を言いに来ている。
 しかしビショフは自分で何とかしろと言い放つ。
 エッジ「金曜夜のスマックダウンでオレが何をするか楽しみに見ているがいい」


カリート・カバナ。ゲストは予告通り"ハードコア・レジェンド"ミック・フォーリー
 ミックはリンダ・マクマホンだけは良識ある人だと思ってたと嘆くと、
 トロンにリンダが登場し、時には辛い決断を下さなければならないこともあると
 正当化。リンダによるとJRは結腸の手術を受けるそうで、
 "リンダのローブローで悪化した"と言いふらしているといい、告訴したいなら
 すればいいが、全面的に闘うから覚悟なさい、と通告。最後に"Have a nice day"と
 ミックのセリフを言い残しトロンから消える。一連の会話を聞いていたカリート
 JRはもうただのデブで、今のお前と同じだと悪態を付くと、ミックは答える。
 「確かにオレはクールじゃない。なりたいとも思わない。だが皮肉なことに
  ファンはクールと言う。お前はクールな服、クールな髪型、カバナもクール、
  話もクールだ。だがファンはお前をおマヌケ野郎って言うよな」
 カリートはリンゴをかじるが…
 ミック「今お前がやるべきなのは試合に集中することだろ?お前の相手は
  WWE史上で最強の男の1人、ショーン・マイケルズ!マイケルズはお前を
  ボコボコに潰すだろう。それこそが"That's Cool"!"Have a nice day"!」


カリート vs ショーン・マイケルズ
 カリートHBK相手でも巧く試合を組み立てて互角の勝負を見せる。
 しかし仕留めきれず、レフェリーがHBK接触した隙にイスを持ち出す。
 しかしここでカウンターのスウィート・チン・ミュージックがイスごと突き刺さり カウント3!
 引き揚げるHBKと入れ替わるようにリック・フレアーが入場してきた。
 二人は握手を交わし、HBKは退場。


●フレアーは額に巨大な絆創膏を貼っていて、リングで演説。
 かつての飛行機墜落事故、落雷事故の話を持ち出し、そんな神がかりな自分が
 HHHを恐れる訳がないといい、自ら額の絆創膏をはがし、傷口を広げ、流れ出る血を
 体中に塗りたくった(顔・シャツは血で真っ赤)!そして傷を見るたびに
 ハンマーで殴られたことを思い出すと叫び、HHHを呼び出す。するとHHHが出てくるが、
 フレアーはリング降り、エプロン下からバットを持ち出すとHHHは逃走!
 フレアーはこれをバットを振りかざして追いかけた。


●マリアがカリートのインタビューを試みるが、試合に負けた後とあって大層不機嫌。
 「負けたのはアイツのせいだ!タブー・チューズデイでオレと闘え!」


●ビクトリア&トリー&キャンディス vs トリッシュ&アシュリー&ミッキー
 ミッキーはトリッシュのタッチ要請を無視して攻め続けるが、
 カウンターで丸め込まれ負けてしまった。ミッキーはトリッシュに弁明し、
 いきなり勝ち名乗りを上げているビクトリアにストラタス・ファクションを見舞った!


●会場の駐車場に暴走車が!運転してるのはストーンコールド・スティーブ・オースチン
 オースチンはそのままリングサイドまで乗り付けてきた。オースチンはやはり
 先週のJR解雇劇に憤慨しており、ビンスに物申すために来たという。
 しかし登場してきたのはビンスじゃなく、娘ステファニー。ステフはJRの解雇は
 オースチンのせいと明言。オースチンはJRが自分にスタナーを
 させたんじゃないだろうが!俺がこの女のケツをしばく所を見たい奴は叫べや!
 と言うと会場はノリノリで"Hell Yeah!"と言うが、コーチが「Hell Noだ!」と
 割り込む。コーチはか弱い女性乱暴はよせ、JRは帰ってこない。
 尻尾を巻いて帰るんだ!と言うが、オースチンはビンスの次はテメェをしばく
 つもりだったと発言。するとステフがPPVでオースチンvsコーチを提案。
 オースチンが勝てばJRを再雇用すると明言し、オースチンは当然即答。
 オースチンがビールパーティを始めるとステフが入場ランプから負けたら
 アナタもクビと付け加えた。
 オースチン「クビなんざ初めての事じゃねぇ。答えはこれだ」と中指を立て返答。
 さらに退場の際、コーチの元へ行き、被っていた帽子を奪い取り、その中にビールを
 そそぎ込み、コーチの頭にかぶせたw
 「2週間後は甘くねぇぞ。ストーンコールドって名の戦車が走るんだ!
  and that's the bottom line, Cause Stone Cold said so !(ストーンコールドかく語りきだ)」


●リングにはたくさんのレスラーが集まり、バトルロイヤルの開始を待っている。
 するとビショフが出てきてタブー・チューズデイの投票を呼びかける。
 決定カードはHHH vs リック・フレアー、ミック・フォーリー vs カリート
 ディーバによる"妄想を満たせバトルロイヤル"。さらにバトロイの説明を始めると
 (オーバー・ザ・トップロープルール)邪魔するようにジョン・シナが登場。
 シナは実況席に加わり、解説するらしい。
 ビショフはバトロイに参加する最後の一人としてケインを呼び込んだ!


●18人バトルロイヤル(参加者:カリート、ケイン、エッジ、タジリ、ベンジャミン、ハート・スロブス(ロミオ&アントニオ)、ビセラ、ユージン、カーウィン、バル、スニツキー、トムコ、ケイド、マードックコンウェイ、マスターズ、ロージー
 ケインが大暴れし、次々たたき落としていく。最後に残ったのはマスターズとケイン。
 マスターズはマスターロックを試みるが巨大な怪物・ケインに手が届かず
 振りほどかれ脱落。ケインが復帰戦を圧勝で飾った。