カシン法廷騒動


某スポより。

記者「今日はカシン選手だけでなく、永田裕志中西学、そして藤田和之
   チームジャパン(以下TJ)のフルメンバーが東京地裁に勢揃いした
カシン「確かに。この騒動の元凶である永田裕志が来るのは
   当然として、忙しい中、必死に朝早くから駆け付けてくれた中西の友情、
   そして大事なタイトル戦を控えてるのも関わらず来てくれた藤田の男気に感動した。
   この団結力こそがTJ、いや別名「ファンタスティック・ホーッ」の強みだ。
記者「法廷には姿を見せなかったが
カシン「弁護士の先生にお任せして、傍聴だけしようと思っていたら
   満員盛況で、もう中に入れて貰えなかった。単に一番早く513号法廷に駆け付けた
   中西だけが、真剣に傍聴していた。彼の熱い友情に涙が出てきた。
記者「口頭弁論終了後、東京地裁の前で「ブルージャスティス・タオル」を掲げたが
カシン「あれは目立ちたがり屋の永田が、ギャラリーと
   マスコミの多さに舞い上がり、「さあ勝利宣言しようぜ」などと言い、
   勝手にやったこと。別にオレは無罪が確定したのでも、何かに勝訴したワケでもない。
   神聖なる裁判所で非常識、不謹慎極まりない男だ。大体、公の場であんな
   タオルを掲げたら、その場で死刑判決を下されても文句は言えない。」
記者「以前から、すべての責任を永田選手に押しつけているが、2人の関係は大丈夫なのか
カシン「中西と藤田は忙しいのか、すぐに帰ったが、永田は
   「せっかく来たんだから、昼飯ぐらいごちそうしてよ」とヌカしやがった。
   仕方ないから東京地裁の地下食堂でカレーライス(480円)をオゴッたら、
   おいしそうに食べて、ニコニコとエビス顔で帰っていった。安上がりな男だ。
   ブルージャスティスなどと名乗っているが、ヤツの正体はキレンジャーだな。」
記者「全日プロ側は和解に向けた話し合いを要求してきた
カシン「応じる。ただしベルトは返さない。あくまで決着は、
   リングの上の試合でつけたいからだ。プロレスの問題はリング上で白黒つけるべき。
   我々はファンに夢を与える職業。こういったファン不在の事件の数々がある部分、
   プロレス人気の低迷につながっている。嘆かわしい…
   と、ドラゴン(藤波辰爾 )も言っていた。その通りだ。」
記者「法廷闘争突入にも全く反省していないようだが
カシン「違う。ボクらは純粋にプロレスをしたかっただけなんだ。
   それをこんな団体の利権が絡んだ汚い問題に発展してしまい、
   ファンの皆様にも申し訳ない…。6日来日する、チャーリー・ハース
   マーク・ジンドラックにも、純粋に力と技を競い合うはずのタッグマッチが、
   こんな話題で汚染され、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。スポーツマンとして
   誠意を持って謝罪したい。悪いのは全部、永田裕志です。