RAW

●大勢のセキュリティに守られ、エッジとリタが登場。
 取り敢えずラブラブぶりをアピールも、
 観客からはマットに関する野次が飛ぶ…。字幕ではなかったですが。
 エッジ「リタをアバズレと呼んでもいいさ。オレのアバズレなんだ。
 オレは今、頂点にいる。今夜はとうとう世界王座を手に入れる。
 オレが新世界ヘビー級王者に君臨するんだ!」


●ビショフがスタッフにECWの葬式をするから支度しろと指示。
 便座民が入ってきて「ジェリコが居ないから試合を少し延期してくれ」と頼む。
 ビショフ「世界王座戦、ドラフト、ECWの葬儀と忙しいんだ。ジェリコがいないなら
 ハンディ戦になるだけだ」
 便座民「シナがRAWに来たら最高が、アンタがSDに行けばもっといいぜ」


●ベンジャミン vs ハサン&デバリ(ハンディキャップマッチ)
 便座は二人を相手に互角の勝負をするが、最後は破算のフェイスバスターから
 出張がピン。


ジェリコが会場入り。トッドが話しかける。
 Y2J「これから試合なんだ。後にしてくれ」
 トッド「終わりましたよ?ハンディ戦になって便座は負けました」
 Y2J「何?…フォジーのツアーで時差ボケかな…。便座なら1度の負けくらい問題ない。
 ビショフに今夜、誰とでもシングルマッチをやれると伝えてくれよ」と言い去る。
 トッド「悪いとは思わないんですか?」
 Y2J「オレには他の仕事もあるんだ」と肩を叩いて爽やかに去っていった。


●クリスチャンとトムコがドラフトについて話をしている。
 クリスチャン「SDにはカリスマが必要だな」するとエッジ&リタが入ってきた。
 エッジ「RAWに残る方がいい。今夜バティスタを倒せば、もうこのカバン(王座挑戦権)は無用だ。
 バティスタを倒すのを助けてくれるヤツがいたら、そいつにくれてやってもいい」
 クリスチャン「OKだ。それじゃまた後で会おう」


クリス・マスターズ vs スティーヴン・リチャーズ
 リチャーズは恨みを晴らすべく猛攻を仕掛けるが、マスターロックで気絶。


●トッドがビショフに報告。
 ビショフ「ジェリコにすぐ試合と伝えろ。あと、ケインにインタビューしてくれ。
 核心をズバッと聞けよ」
 トッド「冗談でしょ?」ビショフ「冗談だと?」トッドは嫌そうに去っていった。


クリス・ジェリコ vs シルバン・グルニエ
 今日もレジスタンスはシングル戦。ジェリコがウォールで勝利。
 すると便座がやって来た。ジェリコはリングを降り、マイクを取る。
 Y2J「遅刻したことは悪かった。お前は優秀なレスラーだ。
 オレにはいろんな顔がある。シンガー、ラジオホスト、ポップカルチャー評論家、俳優とかな。
 ちょっと遅れるくらい我慢してくれよな。なんせオレはクリス・ジェリコ
 何をしてもジェリコ・ホリック(ジェリコ中毒者=ファンのこと)は味方してくれるんだ」
 と言いながら退場。便座は鋭い目つきでジェリコを見つめていた。


●黒ずくめのセットでECWの葬儀が始まる。ビショフがECWの歴史を小馬鹿にしながら説明。
 「この私に潰されたのだ。私は驚いた、ECWワンナイト・スタンドのCMが流れたことに!RAWでだぞ!
 今日はもう1度ECWを殺してやる。私は聖戦をする。
 これから数週間、私はRAWから有志のスーパースターを集め、チケットを買い、ECWのPPV会場に乗り込む!
 そして今度こそ完全にECWを廃業に追い込む!誰であろうと絶対に私を止めることはできない!」
 と叫んでいると、ビンス・マクマホン登場!
 ビンス「私はECWの繁栄を願う立場にある。貴様には分からんだろう。
 何年も我がWWEは経済的にECWをサポートしてきたのだ。私は信じていたんだ。
 ECWのスター達がいつの日かWWEのスーパースターになるだろうとな。
 現在のWWEのスーパースター達を見てみろ?ECW出身者はたくさんいる。
 例えばミック・フォーリーダッドリー・ボーイズ。貴様がWCWを追い出し、ECWに行ったヤツも
 いたよな?そう、ストーンコールド・スティーブ・オースチンだ!私がECWを援助してた時、
 貴様は何をしてた?貴様はレスラー達を略奪したかと思えば、すぐに解雇していた。
 なぜそんなことをしていたんだ?貴様は彼らを破産へ追い込んだのだぞ?破産記録を見たことはあるか?
 58万7500ドルだ!私にはその破産者の財産を押さえる必要がある。
 そのために私は切に願っているのだ、ECWワンナイト・スタンドの成功をな。
 貴様はECWのCMが流れるのを疑問に思っているようだが、私が流させたのだ!
 あとで貴様が先週中止させた試合を行う。ECWルールでのベノワvsタジリだ!」
 会場からはECWコールが沸き起こった。ちなみに今日の自分のTシャツはECW。(ぇ
 ビンス「あの団体はまだ死んでないぞ?世界中のどこへ行ってもECWのチャントが聞こえるだろ。
 あの団体は死んだどころか、ワンナイト・スタンドで見事な復活を遂げるだろう。
 そういえばもう1つ完全に死んだプロレス団体があったよな?WCW だっけ?
 貴様はECWを殺したなどと自慢気に言っておったが、私はWCWを殺したんだ!
 ECWについて語るのは私でない方がいいだろ。
 今日はECWというブランドと歴史を築き上げた人物を招くことにした。ポール・ヘイマン!」
 ヘイマン「歴史上はじめて同じリングに顔を揃えているぞ。
 ビンス・マクマホンエリック・ビショフポール・ヘイマンWWEWCW、そしてECW!
 ビショフ、お前は ECW を分かってるつもりか? ECWの本質は血と暴力とでも思ったか?
 ECWの本質とはミステリオがこの国に持ち込んだルチャ・リブレだ!
 ミステリオを発掘したのはWCWでもWWEでもない。ECWだ!
 ECWの本質は技巧的なサブミッション・スタイル。それを創ったのはベノワやエディ、
 “スープレックス・マシーン”タズだ。あれを放映するガッツを持っていたのはECWだ!
 ECWでは観客全員が好きなレスラーを信じていた。観客全員が親指を自分の方に向けながら
 声を揃えてポーズしたんだ。“R・V・D”と!
 ECWはルールに有刺鉄線を巻きつけ、火のついたテーブルにパワーボムを炸裂させた。
 トミー・ドリーマーやダッドリーズサンドマンミック・フォーリー
 そして自殺的で殺人的な命知らずもいた、サブゥーだ!
 ECWは反体制の生き方だった!対抗文化であり、お前らへの挑戦だった!
 だから招待してやろうじゃないか、ECWを体感しろ。大勢が評価しているんだ。ライブで味わうがいい!」
 ビンス「2人にはっきり言っておこう、私はECWを支持しているが、当然RAWとGMエリック・ビショフ
 こともな。だからビショフが聖なる戦士団を率いてワンナイト・スタンドに乱入し、
 ECWを潰す気なら、それも異存はない。私は高く積まれた現金と同じくらい戦いが大好きなんだ。
 強い方が勝つのだ!」
 ヘイマン「私ははじめてじゃないぞ?超巨大組織がECWを襲いに来るのはな!
 お前は聖戦と言うが、私に言わせればこれはギャング・ウォーだ!
 私はこのギャング・ウォーをエクストリームの域にまで高めてやる!
 お前は決して消えることのない火をつけることになるぞ」
 と言ってECWのロゴが入った花輪に火をつけると、激しく燃え上がった!


…なげぇ〜…orz


●ECWルール(要はハードコア)_クリス・ベノワ vs タジリ
 ベンワーさんが入場すると、いきなりタジリが後からケンドー・スティックで強襲!
 そのまま雪崩れ込むようにリングイン。ベンワーさんはスティックを奪うが、
 タジリがいきなりグリーンミスト噴射!苦しむベンワーさんを横目にタジリ
 ゴミ箱やらサインボードやらをリングに投げ入れる。ベンワーさんはチョップで反撃、
 ゴミ箱をコーナーにはめ込んでハンマースロー!しかしタジリは体勢を入れ替えベンワーさんが
 ゴミ場に!タジリはゴミがこの蓋を両手に持って殴りかかるがベンワーさんは避けて連続ジャーマン!
 このやり取りがもう一度続き、ベンワーさんがタジリにクロスフェイスに捕らえた。
 タジリは懸命に腕を伸ばし、ケンドースティックを手に取り反撃!しかしベンワーさんは
 このスティックを奪い取ってケンドースティックでクロスフェイス!
 これでタジリはたまらずタップアウト。


バティスタの控室。フレアーがやってきた。
 フレアー「30年以上もやっていると素直なことを言いづらくなることがあるんだ。
 だが今日は言わせてもらう。先週はありがとう。皆もお前がどんな男かわかったはずだ。
 それで、私はこうしたい」と言って手を差し出す。バティスタも握り返す。
 フレアー「今日はがんばれよ。エッジじゃ楽勝だろう」
 バティスタ「あぁ、楽勝だぜ」と、満足そうな笑みを浮かべた。


●トッドがケインにインタビュー。
 ケイン「オレは苦しむために生まれた。オレは苦痛を与えるために生まれた。
 苦しみは常に親友だった。だが今は最大の敵だ。この苦痛はとてもつらい。
 当然の報いかもな。オレが今までしてきたことへの罰だろう。でもこんな苦しみはイヤだ。
 苦しみはいらない!取り去ってくれ!苦痛を味わうのはイヤなんだ!
 オレは人を苦しめるためだけに存在するんだ!今のオレの望みは…1人にしてほしい」


●リングにはマリア。ビセラのインタビューとのこと。
 マリアはリリアンもリングに上げる。
 マリア「先週のことで思ったんだけど、あなたはリリアンのことが好きなんでしょ?」
 ビセラ「その通りだ。セクシーなお嬢さん。オレはリリアン・ガルシアにぞっこんだぜ。
 だが彼女の気持ちはわからねぇ。先週は一晩中ホテルで待ってたんだが、リリアンは来なかった。
 今夜は驚かせてやろう。照明と音楽をくれ。それにホットドッグだ」
 と言い、マリアに客席に取らせに言った。
 ビセラ「ロマンスにはうまい食べ物が欠かせねぇよな。
 リリアン、キミが先週逃したものを今から見せるぜ。先週はオレの歌を聞いただろ?
 今日はダンスだぜ、ベイベー」
 ビセラはホットドックをかじり踊り始め、徐々に服を脱ぎ始め、遂にズボンを脱ぐと真っ赤な
 シルクのトランクスが…w するとコーチが「セクハラで訴えられるなんてゴメンだ!」と
 叫びながらリングへ。コーチ「これは頼んでいるんじゃない、命令だ!ここからさっさと立ち去れ!」
 と、ビセラがコーチの首根っこを掴んで熊手2発、さらにサモアン・ドロップでコーチを圧殺。
 さらに背後から乗っかり、リアネイキッド・チョークかと思いきや腰を振る!w
 コーチを退散させたビセラの手をリリアンが上げ、リングを降りようとするが、
 ヴィセラはリリアンの手を離さず、何と強引にキス!これにはマリアもリリアンもビックリ。


●世界ヘビー級王座戦_バティスタ(C) vs エッジ(w/リタ)
 序盤はバティスタが完全に圧倒。しかしクリスチャンとトムコが登場、
 リングサイドに陣取り介入を始めると実質4対1となりバティスタは追いつめられる。
 バティスタは何とか反撃を試み、スーパープレックスで勢いを掴む。
 その後エッジの攻撃がレフェリーに誤爆すると、クリスチャンとトムコがリングに雪崩れ込んで
 バティスタをリンチ!するとなんとリック・フレアーが救出に駆け付けてきて、
 クリスチャンとトムコを排除!しかしフレアーウォークしているところにエッジがスピアー!
 バティスタが蘇生しトムコ、クリスチャンにスパインバスター!さらにクローズラインで場外に
 排除。そこにエッジがスピアーを炸裂させ、意識朦朧のレフェリーがゆっくりカウントをはじめるが
 3ギリギリでキックアウト。今度はリタがカバンを渡すがバティスタはかわしてスパインバスター!
 さらにサムアップ/ダウンポーズからバティスタ・ボムを炸裂させて3カウント!
 バティスタはフレアーを起こすと、リング上でカッチリと抱き合う。
 するとHHHがハンマー片手に入場ゲートに現れた!バティスタ、フレアー共にリング上で固まる。
 しかし次の瞬間、フレアーがローブロー!HHHがリングインし、ハンマーで顔面を殴打。
 さらにリング下でバティスタをリンチ。
 HHHはもう一度ハンマーでバティスタの顔面を殴るとマイクを取る。
 HHH「バティスタ!オレと闘いてぇか!?…ヘル・イン・ア・セルだ!」
 と一方的に叫び、大流血し、なおも立ち上がろうとするバティスタ
 世界ヘビー級ベルトの上にペディグリーを炸裂!HHHは血に染まったベルトを掲げた。